昭和な団地で外国みたいなインテリア

2~3年おきの転勤で引越が簡単にできる事と元通りにする制約の中、壁に色が塗れなくても自由なスタイルと色を家具や布で遊んでいます。記事はアウトプットの日(どうする?団地のインテリア)とインプットの日(お手本インテリア)(癒し画像)があります。

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台風の中ひとりぼっちで生き延びたベランダのハクセキレイの雛  

http://chiharru.blog.fc2.com/
親鳥は、雛が歩いて巣の外に出れるようになると、今まではすぐにあげていた虫を、見せて近づいては、あげないで逃げ、雛が追ってくるように仕向け、ちょっと高い所まで飛んで見せるということを何度も何度も繰り返しています。

雛は「欲しい!」と鳴きながら追い、巣のある棚の縁ぎりぎりまで行くのですが、まだ飛ぶ勇気がありません。
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この子は一番上の子。

虫をあげないまま、巣のある棚からベランダの柵に降り、雛に「おいで」と言っている。
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親鳥は「まだ暗くない?」と思う早朝4時頃にはもうベランダの柵にとまってスタンバイしていて、「もう真っ暗じゃない?」と思う夜の7時頃までひっきりなしに、最後の子が飛ぶまで3日間、根気よく飛び方を教えていました。

自然界での命の原則は、他の生物の食物になること、鳥も毎日命がけです。自立、移動、越冬などの試練も続き、生き残る方が少ないため、たくさん卵を産み、短期間で雛を巣立たせなければならないんですね。

巣立つ時は見送りたくて、朝一番のごはんを持ってきた親鳥の「チチッ」という声で、雛たちと一緒に私まで目が覚めるようになってしまいました。




どんなに激しい雨が降ろうと強風に吹かれようと、虫を捕ってきては与える親鳥には本当に感動します。空中でサッ、サッ、サッと3回くらい虫の進行方向に先回りして、くちばしでキャッチしたりもしています。秋冬に虫が少なくなると、木の実などの植物質も食べるようですが、子育てには高栄養で消化しやすい虫が必要なので、虫が多い春から夏を子育てシーズンとするのだそうです。

ちなみに、スズメが雛を巣立たせる2週間に、親鳥が虫を運ぶ回数は、なんと4千回を超えるそうです。体重15グラムほどのシジュウカラでも、1年間に必要な虫は10万匹を超えるという試算も。鳥がいないとどれだけ虫が増えるかと思います。




雛はまだ巣のある棚からも降りられないし、飛ぶ練習もしていなかったので大丈夫だろうと思い、親がいない隙にベランダの植木鉢に水をあげようと思ったら、1番上の子が巣から直接、突然ビューンと50メートルくらい先の茂みまで飛んで行ってしまいました。そして、なんとそのあとまたベランダに戻ってきたんですよ!

私がびっくりさせて巣立ってしまうのはかわいそうなので、それからは、明るいうちはベランダに出るのも飛び立つまでの間はやめることにしました。なので写真も窓ガラス越しに望遠で撮った写真です。
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前日、棚の上から降りられなかった2羽も、翌朝4時から練習してすぐベランダの床にいました。それからは、親鳥の後を追って一日中ベランダの中を走ったりしていたのですが、2羽とも飛べないまま日も暮れそうになり、親鳥は、今晩台風が来るからなのか、どうしても今日中に飛ばせたい感がヒシヒシで、暗くなるタイムリミットギリギリの6時45分くらいになって、昨日飛んで行った上の子を連れて来たんです。すると、「あ!お兄ちゃん(お姉ちゃん?)だ!お兄ちゃんだ!」みたいな感じになり、お兄ちゃんが「まずここまで登ってごらん?」と、会話が聞こえるかのように兄弟ならではの飛ぶ見本を見せると、真ん中の子がそのあとについて飛んでいってしまいました。

一瞬、何が起こったのかよく分からず、数秒間の沈黙の後、ひとりぼっちになったことに気づいた末っ子は、絶望感いっぱいの顔で私を見てから、焦って、やけくそで飛ぼうとしたのですがひっくり返ってしまい、それでも頑張って初めてベランダの縁まで登り、親鳥が来るのをずっと待っていました。http://chiharru.blog.fc2.com/
しかし、やがて真っ暗になって「もう来ないんだ…」とあきらめ、そのままそこで眠ってしまいました。

この後、ものすごい台風になり、真っ暗な中一晩中、雛がひとりぼっちで雨風をしのげないベランダは最悪の事態を想像してしまい、家の中に入れようか、巣に戻そうか、いろいろ考えたのですが、もしもびっくりさせて、親のいない暗い中、まだ飛べないのにベランダから落ちてしまうのだけは避けたかったので、横殴りの雨と暴風をしのげるように、自分の力で入ることを願ってかごを置いておきました。

様子が見えない場所なら心配しなくてすんだのでしょうが、ベランダの窓ガラス越しなんです!かわいそうで見ていられないです。

だって、ベランダにこの子がいるんですよ!
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台風の中、ベランダからガラス越しに私をじっと見るので、胸が張り裂けそうでした。

下の「京都野鳥の会 記録」を読んで、心を鬼にして見守るしかないと思いとどまりました。



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100 の卵があるとすると、26%が孵化前に失われ、残り 74 個がヒナとなり、その 30%が死に、残り 52 羽が巣立ちし、第 1年度にその 80%が死に、残り 10 羽が繁殖。

そうすると、100 の卵の親鳥は 20 羽であります(雌雄 2 羽で5個の卵を2回 産むとすると)。20(親)+10(子)=30 羽。毎年鳥の生存数は変わらないとす ると、親鳥は 20 羽のうち 10 羽が死亡していることになります。

あるまとめですが、「結果的には、鳥類全般にみて、卵数の 80~93%が次の繁 殖までに死亡し、8~18%が生き残ります。成鳥の死亡率は小鳥、カモ、キジな どで 40~60%、シギ、カモメなどでは 30~40%となる」とあります。 巣立ちヒナがたくさん捕食され、また、成鳥も捕食されます。全て高位消費者の餌となります。
弱ったヒナや傷病鳥から先に捕食(淘汰)されていきます。そのために健康な強いものが残り、子孫を残します。

この鳥が自然の中で自立できなければ、「餌になってきなさいよー」 といって放したことにすぎないことを認識しなければなりません。

以上のことから、巣立ちヒナに対しての対応は、成功の確率が少ない「持ち帰り保護」よりも、危なっかしい巣立ちヒナでありますが、親鳥に全てを任せて、「持ち帰らない、その場においての救助活動」が最もよい方法と思われます。すなわち「ヒナを拾わないで」であります。もし、持ち帰らなかったために巣立ちヒナが悲惨な結果になったとしても、そのことは生態系の全体のことを考えると ごく普通の出来事であります。
 
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夜が明けて
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ひとりぼっちで床のかごの中に入って生き延びていた末っ子ちゃん(ToT)
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早く夜が明けないかと心配で心配で眠れませんでした(ToT) 朝4時頃、「チチッ」と雛の声が聞こえた時は本当にホッとしました。

このかごが気に入ったようで、そのあとも何度も入り、親鳥まで入っていました。かごの中が気に入ってしまって出てこないのを見て夫は、「ひきこもりになるんじゃないか」と心配していましたが、なるわけないでしょー。

風に飛ばされて転がったりしても気にしていないようで、ニコッとこちらを見たり、風の音に怯えて怖そうな顔をしたり、焦ったり、この子は表情が豊かでとても人懐こい感じです。

親も雨に濡れ風で飛ばされてるのに、台風でも飛ぶ練習の休みはないんですね。でも、夜は時間ピッタリにやめます。野生の本能というのはどれだけ厳しいのか。



ちっちゃいけど羽はもうこんなに立派になりましたよ。
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あたまがかわいいよ~



最後ひとりぼっちになっても、練習しても練習してもなかなか飛べなかった末っ子ちゃんも、三日目とうとう飛びました。
一日でものすごい成長しますから、たまごが孵った順に半日でも発育があきらかに違い、末っ子ちゃんはいつもついていくのに必死です。

やはり、下を見ると3階は怖いようで、バンジージャンプの決心をするように何度もためらい、とうとう翼を広げて飛びました。

最後のバイバイ
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ベランダの下を見てみると、少し離れたところに大きなネコが歩いていたのでびっくりして外に出てみると、親鳥と兄弟がちゃんと待っていて、電線まで飛ぶ練習をしていました。

その後もちょっとの間見ていたら、今度は車道を渡る練習をしているんです。親鳥が先に道路の向こう側まで飛んで待っていて、雛は最初、歩いて車道を渡っていたのですが、途中で車が来たのでびっくりして親のところまで飛んでいました。車の危険も教えているのでしょうか。

飛び立ってから、外で見る鳥の世界は、さっきまでベランダで見て心配していたのは一体なんだったんだろう?と思うくらい野生のたくましさを感じます。かなりの生命力を感じます。

パソコンデスクの横がベランダなので、ここ1か月毎日、鳥の5人家族を見て過ごしていたので、急にいなくなるととても寂しいですが、ハクセキレイはしばらくは家族で一緒にいるので、あいかわらずうちの周りで、今度は自分で虫を捕まえる練習を親がさせています。

場所は北海道、道南
7月13日頃、3個のたまごを産み
7月26日、3個とも孵化
8月9日、巣立ち
でした。

野生の本能の神秘を間近で見たことで人生観が変わりました。けなげでひたむきな親鳥の献身と、生きようとする力にみなぎる雛。今まで、鳥に関心を持つことは特になかったのですが、たった1か月間でとても大きな発見がありました。いい経験をしました。

なんか写真を見ると思い出して泣きそう。人間の人生に比べると、ものすごいスピードで成長し自立していく様子は、人生の凝縮を見るようなのです。

うちのベランダで産まれた鳥が海を渡って旅していくことを想像するととても大きなロマンを感じます。

〈ハクセキレイ前回〉
雛が巣の外に出ています!


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 |  #
2016/01/18 17:48 | edit

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 |  #
2015/07/10 13:51 | edit

しゃむねこさんへ

私のドキドキしゃむねこさんに伝わってくれたのね!

鳥の方は、私のことなど全く考えてもいなく、私が一方的に心配しているだけだとは分かっているのですが、あの視線は耐えられないでしょ~
ほんと久々に寿命が縮まる思いでした。ヒナは順調に育たないことも多いと聞いていましたが、うちのはすごい生命力に驚きました。

うちの周りはこの家族の縄張りらしく、ハクセキレイはこの5羽の家族しかいないんですよ。

URL | chiharru #-
2014/08/27 14:52 | edit

chiharruさん
こんにちは(^^)☆

かなりドキドキしながら記事を読みました!

あんな可愛い視線を窓越しに送られて…キュンとしてしまう…☆

見守るのって大変です。

本当だ…これは、人生観にもかなり影響のある体験ですね。

記事にしてもらえたおかげで、私も遠くからこのベランダでの出来事を知ることが出来てよかったです。

ありがとうございました☆
私のうちの前の家族はすっかり誰が誰だかわからないくらい周りの鳥仲間と馴染んでいます(^^)

秋に銀杏が色づいて、葉が落ちた後に、やっと家族がいた巣がちゃんと見られるのも今から楽しみです。

URL | しゃむねこ #-
2014/08/26 18:05 | edit

naoさんへ

naoさんお久しぶりです!お変わりありませんか?
気をかけてくださって嬉しいです。3個ともたまごが孵ったのも、雛が3羽とも巣立ったのも、親鳥が最後まで毎日来たのも本当に良かったです。寒くなる前には旅立つと思うのですが、今はまだうちの周りにいて成長を見れるのが楽しいです。

> chiharruさんが鳥さんに選ばれたんだと思いますよ
また是非選んでね!と言いたい(笑)うちも渡り鳥のようなものなので、来年またハクセキレイが来ても会えないのが残念。

動物に「お節介」はないのだそうです。お節介は人間しかしないのだそうな。

ではまた☆

URL | chiharru #-
2014/08/26 01:53 | edit

おひさしぶりです
鳥さんのお話が聞きたくて更新を楽しみにしておりました
そうですか!♪ 全員無事に旅立ったのねぇ ウルウルします

chiharruさんが鳥さんに選ばれたんだと思いますよ
彼らも人間をちゃんと見ておりますからね
素晴らしい経験をされたと思います
みんな無事に大きくなるといいですね

見守る事の大切さ
鳥に出来てなぜ人間には出来ないんだろうね
人間の親たちは・・・
すぐに手を出し口を出す ww

URL | nao #-
2014/08/25 13:20 | edit

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